特定非営利活動法人聖母(せいぼじゃぱん、東京都北区)は2025年10〜11月、学生スタッフ2人が約2週間マラウイを訪れ、同団体の学校給食支援の実施状況と効果を調査したと明らかにしました。現地では、給食の提供が子どもたちの出席率向上や学習成果の改善に結びつき、教育の基盤として機能している実態を確認したとしています。

支援はマラウイ側NGO「Seibo Maria」と日本のNPO法人聖母の二拠点体制で進めており、給食提供は地域住民や保護者ボランティアと協力して運営されている点も視察しました。運営面では、透明性を重視した体制の下で実施していると説明しています。

また、支援を継続しやすくする仕組みとして、自転車販売やIT事業、給食原料工場などのソーシャルビジネスにも取り組んでいるとしています。学生スタッフは、訪問で得た知見を日本での発信や活動につなげ、支援の輪を広げる考えです。今後は、学生スタッフが作成した現地レポートの公開を通じ、支援の現状理解と参加促進が進む可能性があります。

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